秘書検定は、もう時代遅れ?
秘書検定は「昭和」「理不尽」?
秘書検定が、古い企業やおじさんの考えを可視化?
2021年6月に、
ヤフーニュースで、こんなニュースが流れました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ceb37ee69816d5762a9871eb29c16a317747b59
ご覧になられましたか?
私は秘書教育にたずさわり始めた10年前から、
要所要所でこんなことを言い続けてきました。
「日本の秘書検定と米国の秘書検定の内容は、全く違うもので見てみてくださいね」
「日本の秘書検定に書かれている仕事内容を”超えた仕事”をしてくださいね」
「日本の秘書検定1級を取得したからといって、実務が伴っていないとプロ秘書とは言えないですよ」
その当時、秘書の皆さんにとって、
耳障りな言葉だったことでしょう。
ですが、コロナ禍になりどうでしょうか。
もう耳障りな言葉ではなくなり、
現実的な内容になってきたと思いませんか?
オンライン化が進み、
対面ではなく非対面で秘書が仕事をするようになり
これまで長きにわたりメンバーシップ型雇用制度を維持してきた日本企業で
ジョブ型雇用へとシフトしていく動きが見られるようになりました。
その動きの定着度は、それぞれの企業により異なります。
まだ試行錯誤している企業もあれば、
もうすでに定着しはじめている企業もあります。
Yahooニュースの記事の中にある文章を下記に引用します。
「秘書というと単なるサポートと考えられる方も多いかもしれません。
利益を出すような仕事ではありませんが、
『この人がいなければまわらない』という
プロフェッショナルにならなければと思いました。
でなければ結局、『秘書って要る?』となってしまう」
そうです、私がかねてからお伝えしてきた
「プロフェショナルな秘書」が、
日本社会において益々必要とされる時代になりました。
プロフェッショナルな秘書とは、
どんな役割を担い、
実際にどんな仕事をする人でしょうか?
ジョブ型雇用の波に乗ると、
「秘書のスペシャリスト化」
「秘書のプロフェッショナル化」
へと向かっていきます。
私はずっとジョブ型雇用のもとで、
プロフェッショナルな秘書になることを求められ
そのための教育を受けてきました。
今、その時の経験が皆様にお役立てできる時がきて
とても嬉しく思います。
このムーブメントは、
どれぐらいのスピードで、
どのように進んでいくのでしょうか。
コンサルティング業務のご依頼も増えてきました。
あなたの企業の目指す秘書室、
そして秘書像は、
どんな姿でしょうか?
その姿は、時代に合っていますか?
未来を見据えた姿になっていますか?