秘書に求められる大切なスキルとして、タイムマネジメントがあります。
秘書職のタイムマネジメントといえば、スケジュール管理が挙げられます。
あなたの会社の秘書は、
1日のうちスケジュール管理に費やしている時間はどれぐらいでしょうか?
秘書業務全体として、何割ぐらいをスケジュール管理に費やしているでしょうか?
全体の秘書業務の「9割」をスケジュール管理に費やしているA秘書もいれば、
全体の秘書業務の「6割」をスケジュール管理に費やしてるB秘書もいます。
A秘書にとって、
「B秘書は他にどんな仕事をしているの?」
と残り4割の仕事の内容が気になることでしょう。
また、B秘書にとって、
「A秘書はなぜ9割もスケジュール管理にだけ時間を費やしているのか?」
「どのようにスケジュール管理をしているのか?」
などが気になる点ではないでしょうか。
あなたは、A秘書とB秘書のどちらに賛同できますか?
私が秘書をしていた時は、スケジュール管理に費やす割合はもっと少なかったですね。
なぜなら、スケジュール管理業務に費やす時間を可能な限り減らすように最大限の努力をしていたからです。
もちろん、補佐するトップマネジメントの仕事が滞ることなく、満足いただけることを必須条件としてです。
その上で、どのようにしてスケジュール管理業務にあたる時間を減らしていくのか。
これはある意味、秘書の「腕の見せ所」と言ってもいいでしょう。
どの職場でも、誰を補佐していても、
私がスケジュール管理に費やす時間は、平均して2割程度(多くても3割程度)でした。
なぜ、プロフェッショナル秘書がスケジュール管理に費やす時間は短いのでしょうか?
その「なぜ」がわかれば、プロフェッショナル秘書への道へと歩みだすことができます。
ぜひ考えてみてくださいね。