コラム / Column

秘書は役員の側でないと働くことができない?

コロナ禍になり、早くも1年半が経過しました。

これまで非対面では仕事ができないと思われていた秘書の仕事にも、リモートワークが取り入れられるようになりました。

これまで、どんなに革新的な日本企業であっても、「秘書は役員の側でないと働くことができない」という暗黙知があり、そのため、秘書室だけがまるで「最後の砦」のように、リモートワークができない環境に置かれていました。

ですが、コロナ禍になり一変しました。

皆さんの会社では、今、どんな働き方が推奨されているでしょうか?

もうすでに、秘書の働き方は大きく変わっています。

毎日オフィスに出社する秘書もいれば、週に1日だけ出社する秘書もいます。

自宅でオンラインで働くことがデフォルトになっているのか、もしくは、何か緊急なことがあった時のみオンラインで働くことを優先できるのか・・・

同じリモートワークでも、経営層や秘書室長の意図は違うところにあるのがわかります。

「秘書は役員の側でないと働くことができない」というのは、固定概念にすぎなかったのかも・・・?

そのように感じ始めた人もいらっしゃるのではないでしょうか。

私個人の経験ですが、2005年には、集中して取り組む仕事がある場合、自宅でリモートワークをすることがありました。

その当時、秘書のリモートワークのメリットやデメリット、また、リモートワークに適した秘書業務と適さない業務について考えを巡らせていましたね。

あれから16年。日本社会で、秘書のリモートワークはどのぐらい進んでいくのでしょうか。