これまで長きにわたり
メンバーシップ型雇用制度を維持してきた日本企業。
数年前から、
ジョブ型雇用制度へとシフトする日本企業が
少しずつ増えてきています。
これは前代未聞の変化であり、
戸惑うことも多いのではないでしょうか。
ジョブ型雇用の「ジョブ」とは?
秘書の「ジョブ」って何?
秘書の「ジョブ」とは、
秘書検定のテキストに書かれているような内容を
明記するものではありません。
未来を見据えた時、
ジョブ型雇用の流れは日本社会にも到来するだろう
という思いから、
2018年からコンサルティング業務を始めました。
コンサルティング・プログラムの1つに、
「ジョブ型雇用の秘書の働き方」があります。
<ジョブ型雇用の秘書の働き方>
これまで日本企業は、「メンバーシップ型」雇用でしたが、徐々に「ジョブ型」雇用へとシフトする流れが起き始めています。「会社主導」から「個人主導」のキャリア形成へ、「人」から「ジョブ」を起点とした人事体系へなど、「ジョブ型」雇用へと段階的にシフトしていくために抜本的な改革が行われています。管理職や秘書の多くが経験したことのない、「ジョブ(仕事)」に最適な人をアサインする「ジョブ型」雇用。秘書の役割や仕事、働き方はどう変わっていくのでしょうか。「ジョブ型」雇用の根幹にある理念のもと、ジョブ型雇用では必ず必要となる「Job Description(職務記述書)」の書き方や目標の設定の仕方、秘書としてどのように成果を高め、組織に貢献していくのかについて指南します。
メンバーシップ型雇用では、
秘書の目標が、
「曖昧なもの」になりやすい傾向があります。
その「曖昧さ」により、
1つ1つの秘書業務に対して
何をどこまでやればいいのかがわかりづらく
この程度でいいのかなぁ・・・
と心のどこかで悶々としながら仕事を続けていたり。
その「曖昧さ」により、
秘書キャリアを8年、10年、15年と長く続けても、
秘書としてのプロ意識を持ちづらく
いつまでも自信が持てなかったり。
その「曖昧さ」により、
やる気のある秘書のモチベーションを
下げる要因になっていたり。
一方、ジョブ型雇用では、
目標が重視され、
目標が「明確なもの」になります。
また、Job Description(職務記述書)が基本となるため、
秘書の「ジョブ」について
「Describe(述べる)」必要があります。
今、某企業様で、
Job Description(職務記述書)作成の
サポートを行なっています。
まだ議論を重ねている段階ですが、
1ヶ月後には、完成するでしょう。
日本の秘書業界にも
大きな変化の波がやってきましたね。
皆さんの企業では、
どのような変化が押し寄せてきていますか?