秘書の上司となる役職者の皆様の研修が終わりました。
「経営層」「秘書管理職」「秘書」の3者がどう関わりあっているのか、
その関係性が、何よりも重要です。
コロナ禍になり秘書の働き方が大きく変わるなか、
今後どのように秘書室や秘書チームの舵取りを行っていけばいいのか、
今、3者の中で最も頭を悩ませているのは秘書部長や秘書課長の方々のように思います。
日本の秘書の歴史を振り返ってみても、
技術の進歩などによる用いるツールの変化などはありましたが、
秘書の「働き方」が変わるのは、初めてのことではないでしょうか。
特に秘書職は、
「役員(補佐する方)の側にいないと仕事を遂行することができない職種」であり、
リモートでは働くことができないという暗黙の了解がありました。
ですが、今ではどうでしょうか?
企業によりますが、今、週に1日しか出社しない秘書もいます。
また、週に2〜3日だけ出社する秘書もいます。
一方で、週に5日(毎日)出社する秘書もいます。
なぜこのようなことが起きるのでしょうか?
また、この違いは、どこにあるのでしょうか?
どんなことを行えば、秘書職にフレキシブルな働き方が可能になるのでしょうか?
私自身、現役秘書として働いていた時、
2003年の時点で、自宅で働く日もありました。
ですから、秘書がリモートで働くことに対して、
私自身は違和感を覚えません。
あれから約20年が経過。
ようやく日本社会においても、
秘書の働き方に柔軟性が見られるようになってきました。
秘書がオフィスで働くメリットとリモートで働くメリット、
その両方があると思いませんか?
毎日出社する秘書と週に1日出社する秘書とでは、
求めらえるスキルも変わってきています。
そのようなことも考慮しながら、
秘書のタレントマネジメントを行うことが重要です。
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大変革期において
自社にふさわしい秘書室(秘書チーム)の構築をされることを
心より願っています。