今年も前半が終わりましたね。
5月を境に、コロナ禍前のような日常に戻りつつあります。
そんな中、先月6月には様々なご相談が寄せられました。
本アカデミーが実施する研修において
最も大切にしていることは、課題解決。
研修を通じて、「課題」の解決へ向かうように
研修をデザインしています。
そのため、
御社の秘書もしくは秘書室の「課題」は何ですか?
とお伺いしています。
「課題」は挙がってくるのですが、
今、表に現象として現れてきている「課題」には、
その下に実に様々な要素が複雑に絡みあっていることが
少なくありません。
その「課題」が表層的なものに過ぎない
ということが多いため
丁寧なヒアリングを心がけています。
先日も、
某企業様の状況を確認しながら
色々と質問をさせていただいていくなかで
その「課題」のモトとなる部分が
はっきりと輪郭を帯び見えてきました。
「社内で秘書メンバーと管理職と話しあっても
本音が出てこない」という部分もあるでしょう。
私は組織外の「第三者」としての立場で
皆さんの「見えない部分」の「見える化」の
サポートをさせていただいています。
組織で働く人たちにも心があります。
人の「心」が動かないと、
「人」も「チーム」も「組織」も動きません。
動いたとしても、一過性なものに過ぎず
長くは継続しないため
また振り出しに戻ってしまいます。
皆さんの心が動かない理由は、
どんなところにありますか?
皆さんの「モヤモヤ」は、
どんなところにあるでしょうか?
その「モヤモヤ」こそが、
「課題の深掘り」のヒントとなります。
コロナ禍が明けようとしています。
再スタートをきるのに良い時期となりました。
皆さんの企業では、
コロナ禍を経て
どんな秘書室へと変容を遂げましたか?